1969-03-25 第61回国会 参議院 逓信委員会 第7号
○参考人(前田義徳君) これについては、御指摘のとおり私どものたてまえは、特に、具体的に申し上げればFMなりUHFなりの最終国策の決定がNHKにどういう影響を与えるか、またNHKとして、これらの波と関連して当然しなければならない仕事をどのように理解していただけるかという点がまず不明であります。
○参考人(前田義徳君) これについては、御指摘のとおり私どものたてまえは、特に、具体的に申し上げればFMなりUHFなりの最終国策の決定がNHKにどういう影響を与えるか、またNHKとして、これらの波と関連して当然しなければならない仕事をどのように理解していただけるかという点がまず不明であります。
その第一は、すでに御審議をいただく場合にも数字が出ておりますが、実用化試験放送として行なっているこのFMの最終国策がいつ決定されるかという問題、第二は、UHFの政策の最終決定がいつ行なわれるかという問題でございます。
第二の前提は、ただいま御指摘がありましたように、明年度予算におきましても、たとえば高松、佐賀等はすでに免許をいただきましたUHFの親局をつくることになっており、こういう観点からも、UHFの最終国策の決定が、かなり近い時期のうちに最終判断が下されるのではないかということを第二の前提にいたしております。
しかし、たとえば、これは将来の想像になるわけでありますが、FM放送の基本的目標は何か一いうようなことが、最終国策の決定と同時に一種の原則ができ上がり、これが、たとえばステレオ中心であるとかあるいはその他多重放送というような問題と関連する場合においては、将来特別の考え方もあり得るかとも想像いたされます。
その一つは、すでに毎年度郵政大臣の御承認をいただいて予算に計上しておるFMの実験ないし実用化試験局の拡充、これはやっておるわけでありますが、このFMの波もおそらくそう遠くない時期に国策として基本的決定が与えられるであろうという点、それからまた、前国会でも一部郵政大臣の決定によって実施に移されつつあるUHFという、テレビジョン放送にとっては最後の波になるわけでありますが、その波についての最終国策の決定